落葉

あまり自覚は無いのですが、僕は世間一般的にはVtuberに属されるものらしいです。「イエシロユウ」という僕として、日常の事、思った事、配信の事、ゲームの事などを不定期に更新します。

ストリート・グラフィティ

知る人にだけ意味を持つ。
無秩序に何の変哲も無くストリートに書かれたグラフィティの1つでしかない

以前から配信で触れてはいましたが、この度むにむに販売所に新しく常設販売品としてステッカーが追加されます。

yuieshiro.booth.pm

デザイナーはSnatch1213様です。実際にデザイナーとしてグラフィティの制作をされています。

www.instagram.com

www.youtube.com

今回はかなりラフを作っていただいた。

初期ラフ案①

初期ラフ案②。これが最終的に今の形になる

ラフ案③。①をアレンジしたもの

ラフ案④

ラフ案⑤

この通りであるが、今回は特段凝って作りたかった理由が個人的にあったりする。元々使用していたロゴが極めて質素なものであったので、オリジナルのものを持っておきたいというのが最初の理由になると思う。

配信初期に使用していたロゴ。ちなみにこのバーコードは実際の規格に沿ったもので、
データが登録された機器があれば本当に読み込む事が出来る

とは言うものの、僕は配信で触れているしこのブログの説明にもその節があるが、Vtuberとして活動をしているという自覚や意識は全くと言っていい程無い。何か性的なものであったり釣りと言われる要素に媚びて売るつもりもなければ、多分今後も無いと思う。

失礼にあたるのかもしれないが、ポップなゴシック系のフォントにトレードマークの様なものをつけたありがちな量産型Vtuberの様なものを避けており、それら以外の形式で作成を考えているなどした。

昨年ストリートファイター6が発売した。僕もオフライン体験版(リュウとルークで3戦しか出来ないやつ)を初めてプレイして、キャラクター選択のBGMや"ストリート"にふさわしいグラフィック演出を見て「これは間違いなく売れる」と思ってから1年が経った。今回のこのグラフィティはそのストリートファイター6やCyberpunk2077に影響を受け着想を得たものになる。

「イエシロユウ」として活動をする前、ニコニコ動画で活動をしていた頃はかなり攻めた配信をして人を集めていた時期もあったりはした。その前にTwitchで以前配信していたのもまだ記憶に新しい。今は惰性で趣味と生活の一貫として配信をしている。正直、僕はある程度の事は経験した側だと思っているし、今となってはもうこれ以上の事は自分も求めてはいないのだと思う。昔は「推し活」の様な言葉は無かったし、応援や、そもそも配信を見るために金銭を払うようなものではなかっただろうと記憶している。「またコイツなんかやってるわw」ぐらいの、過激さもある昔のニコ生ぐらいの空気感であり続けたいと僕は思う。

Cyberpunk2077の舞台「ナイトシティ」に溢れているグラフィティの1つ

元々グラフィティは「名前を知らしめる」為のものだったという。ただこの上のスクリーンショットを見ればわかる様に、これらを見ても自分達やその他大勢にとっては何も意味を持つものではないだろうと思う(むしろFワードが書かれているが...)。

僕はそれでいいのではないか、と今は思うのである。

子供の頃は自分がこの世界の主人公だと思っていたが、だんだんそうじゃないと気づき始める。ただきっとどこかで誰かの記憶には残っていて、それは自分で残ろうとした結果なのか誰かによって残されたものなのかはわからないが、知る人にだけ意味を持ってそれを象っている。それは無秩序に何の変哲も無くストリートに書かれたグラフィティの1つと同じではないかと僕は思うのです。無名の肖像。僕はただそこに在るのである。誰かに許してもらう為に創作をしてる人を見た気がするが、だとすると自分は在る為に勝とうとするのかもしれない。

最終ラフ

そんな事を考えながら、例にも漏れず自分が欲しいという理由で今回依頼をしてグラフィティを作成していただきました。

あまりオタクっぽくならないよう(イラスト部もベタ塗りグラフィティっぽくなってはいますが)、グラフィティの文字部分のみのバリエーションも用意しています。再剥離可能タイプで、アケコンエフェクターボードなどに貼る事を想定しています。極めて安価なので、ぜひ1枚購入いただければ幸いです。10 x 10 cm、16 × 16 cm の 2 種類があり、シール素材も白色のホワイトタイプと透明のクリアタイプの2つから選ぶことができます。

むにむに言ってる奴が書く内容か?