落葉

あまり自覚は無いのですが、僕は世間一般的にはVtuberに属されるものらしいです。「イエシロユウ」という僕として、日常の事、思った事、配信の事、ゲームの事などを不定期に更新します。

内側にベクトルが向いたコミュニティは属人性と同時に攻撃性を内包している【FFXIVのクリコンコミュニティを見て】

僕です。

FFXIVPvP関係の話題は意図的にあまり触れないようしていたんですが(今となってはあまり興味無いですし)、このブログで一番最初に書いていたコミュニティの陰湿さについて話があったので私見を分けて書きつつも備忘録的に取りまとめた上で残すことにした。先日のスト6新規の件もそうだが、「こうはなりたくないよね」という話が続く。

この記事を作成する事によって攻撃の意図は無い、という事は最初に記載しておく。校正はしていないので読みやすくは無いと思います。僕も今はタイトルも違う別のコミュニティに多少なりとも関わりがある者として、改めて目の当たりするという形で覚えておくべき1つのケースであるというだけの話でしかない。

yu-ieshiro.hatenablog.com

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さて、簡潔に何があったのかを記載すると「大手非公式コミュニティが主催する大会に出場する選手が、日程を被せ別のイベントを企画した事に対して大手非公式コミュニティの運営がその選手に対して誹謗中傷や攻撃の意図を示している、またそのコミュニティに関係がある一部プレイヤーもそのイベントを企画した選手に対してネガティブなレスポンスや"無言の賛同"を示している」という内容。

この記事はFFXIVPvPコミュニティに対して向けたものではないので、この大手コミュニティとは何か?というところから書いていく必要がある。

x.com

スクウェア・エニックスが運営しているMMORPGファイナルファンタジーXIV」に基本的なPvEの他にPvPが実装されており、それらを取り扱う非公式コミュニティである。とはいうものの、ファイナルファンタジーXIVは基本的にPvEでのパーティープレイがメインのゲームである。PvPをプレイするプレイヤーは有志のプレイヤーやアーカイブサイトによる統計を見てもさほど多くは無く、公式でもあまり取り扱われない事から、過去にあった公式によるPvP放送に倣いユーザーが主体的に自治・運営を行い非公式の大会イベントやPvP配信を行っているコミュニティである。活動規模は他のコミュニティと比べても明らかに大きく"FFXIVの中では"知名度は高い方で大会の規模も大きい。というよりFFXIVPvPの中では最大手である。開発側も存在を認知している。活動範囲がオンラインで、定期的に配信による活動なども行っている「篝火」的なものだと考えると良い。スマブラの公式大会は任天堂の意思で開催されていない。

ちなみに、少人数PvPが「クリスタルコンフリクト」というオーバーウォッチエスコートやスプラトゥーンの「ガチヤグラ」に近いルールで、大規模PvPが「フロントライン」通称FLと言われるものである。今回大会が開催されるのはこの少人数PvPの方である。

規模で今回の大会イベントも選手だけで350人を越えていて、運営(有志含め)で400人を超える人数が稼働する規模になるという。ちなみにパーティープレイのゲームであるため1チームにつき5人、補欠で1~2人の計5~7人になる。

特に今回の大会は、今年初めにファイナルファンタジーXIVのファンフェスティバル(公式オフラインイベント)が開催。その中でPvPの公式大会イベントも開催され新規プレイヤーが増えたとして、実力毎に部門を2つに分け開催するという事にしたという。ストリートファイター6で言えば、大会で参加出来る枠が~ダイヤとマスターで分けられていると考えれば良い。詳細な意図に関しては、当該ポストを参照していただきたい。今回だとGIがマスター、GIIが~ダイヤまでとなる。それぞれリーグの日程は別日程。なお、FFXIVPvPには「スクリム」と称してパーティ練習試合を行う文化がある。スクリムという言葉がかなり多用されていて一般的なPvEプレイヤーからはプロ気取りかよwとあまり良く見られていない。ちなみに僕はあまりスクリムという言葉は使わないようにしている。

といった中、上位リーグGIから出場する選手がPvPのイベントを下位リーグGIIの開催日と同日にPvPのイベントを行う事を告知。この告知されたPvPは大人数でプレイ出来るルールで、今回の大会のPvPよりカジュアルなものである。また、この選手はかなり以前よりこの大規模PvPのイベントを企画を行っており、長くプレイを継続している。

これに対して、大手非公式コミュニティのコアメンバーの反応は以下ポストの通り。

なお、以下のポストであるがいいねを見ると恐らくPvPコミュニティに属しているプレイヤーがいいねをしている事に注目。

これに対して、このポストに気づいた選手と大会運営コアメンバー間にて以下の応答。

三者から見て、明らかに印象が悪い。というより、出場する選手に対して運営が取る対応ではない。また現在は取り消されているが、イベントを主催する選手を誹謗中傷した内容のポストをいいねしている様子もあり。

これらを見てコミュニティ外のプレイヤーのレスポンスは以下の通り。

以上となる。その後、いいね欄の誹謗中傷に該当するポストのいいねを取り消し以下のポストを行っている。

これらが事の顛末で、ここからはこれらの内容を踏まえて私見を書こうと思う。

過去の件を踏まえても、一言でいうと「傲慢」といか言い様がなく、それ以上でもそれ以下でも無いとは思うが...

僕も以前大会を主催させていただいたが、先述した通り「基本的に運営は選手に対して中立でなければならない」と考えているし、恐らくそれがゲームに限らず何らかの運営を行う者の共通見解だと自分は思っている。大会は運営やスタッフは勿論ですが、選手あってこそ成り立っています。ドラマを提供するのは選手です。どちらにせよ、これは明らかに低俗な対応である。またこれがこのゲームのPvPの最大手コミュニティでもあるので、尚更である。また、大会運営コアメンバーによるポストのいいね欄が大会参加者?やおよびコミュニティに属していると思われるプレイヤーだと思われるのが拍車を掛けている。

かなり歪曲した解釈をすると、「俺達最大手のコミュニティが否定を示せば迫害が正当化出来る」という形になっている。いじめの構図とほぼ同じである。立場は人を変える。企画を告知した選手に意図的に被せようとする様子や、悪意などの他意は無い様に見える。よっぽどこの記事の方が質悪い

というより、全て自分達の思い通りに日程を組めるわけでは無い。しかもこの日は土曜日である。一般的な仕事に就いているのであれば、時間を作れる日として妥当ではないだろうか。それでここまで言えるのは、中々の配慮の無さというか傲慢さがある印象を受ける。正直このコミュニティはプレイヤーの範疇を超えているので、自分の言動がどういう影響を及ぼすのかは常に考えて行動すべきである。あれ、この件どこかで...

次に、この件に関して触れられたポストで以下のものがあったがこれは別に分けて私見を書こうと思う。

恐らく今回企画を主催した選手は他意やどうでもいいとい感じは無さそうだが、仮にどうでもよかったとしても本来それが普通じゃねえ?って思います。どうして自分が出ない大会に気を使わないといけないんですか?GIIが事実上の下位リーグになっているが、もしかしたらこの中で将来自分達と対戦するかもしれないな...であるとか下のリーグだけど得られるものがあるかも...と思い見る方はいるかも知れませんし、皆頑張っているからそれを応援するべきだ、というのは美徳として間違ってないと思いますが押し付けるものでは無いだろうと。というより、「俺達はGIで勝つためにギリギリまで詰める、GIIの大会も見ない。最後までメンバーと話し合ったり対戦相手を募集する」というのと本質的には同じではないか?違うとするのであれば、何が違うんだろうか?これでは小学生の運動会とか学習発表会レベルではないか?というか僕が子供の運動会でカメラ回すとしたら自分の子供が出てるものしか回さないと思う

先述した通りであるが、ファイナルファンタジーXIVというPvEが主体であるコンテンツであり、極めて新規が入りづらい狭いコミュニティであるためかなり内包性を持っている。陰湿さというか、コミュニティの属人性というか、狭いコミュニティの悪いところがかなり出た件だと思ったので、備忘録として残した次第である。熱量があることは認めます。ただ小規模であるが故に異なる考えや温度差、意に沿わないものは認めないと。それらはコミュニティに属する人間によって発生する(=属人性)であるし、攻撃性を内包していると。コミュニティを知らない外部の人間からすれば、知らない界隈が炎上していて「何か知らんけど怖...近づかんとこ」というネガティブイメージが残り遠のくだけなので、恐らく思っている以上にマイナスの影響力が動いている。

別に間違いは犯すし犯したなら正せばいいし、今回の件であれば謝罪をすればいいだけの話だとは正直思うが、失ったものは返って来なさそうですが僕も気をつけないといけませんね。

僕が企画を主催した選手側だったらどうするかって?ここまで読まれた方なら想像が付くと思います。大会の参加を辞退します。